甘い言葉で


「さて、次はどのグループが行きますか?」


陽一さんが問いかけてきた。


「ねぇ、そろそろ出発しようよ。さっさと終えて、またバンガローでお喋りしようよ。」


「そうだね、次いこうか。ね、美幸」


美幸も頷いて、あたしの一言で出発することになる。
美幸、ドキドキしてきたかな?言葉数が減ってきた...


「はーい!次、あたし達が行きます!」


あたしは手を挙げて、陽一さんにアピール。
あたしがサチの手を引いて、サチは美幸の手を引く。


「はい。あゆみちゃんと、サチちゃんと美幸ちゃんだね。」


陽一さんがあたし達を確認。
誰が行って戻ってきたか確認しないともしもの時......ね。


「はい、3人で行ってきます!楽しみです!」


あたしだけが笑顔でいうと陽一さんも笑顔で


「あゆみちゃんはお化け屋敷とか強いんだね。なかなかいないよ。女の子一人でも大丈夫な子って」


それは、お褒めのお言葉ですか?女の子らしくないって言われてる?もしかして?


「あたしだって怖いですよ?まぁ、ここはお化け屋敷と違って、脅かしてくる人が居ないから大丈夫。ただ暗いだけだしね。肝試し、今年も楽しみにしてたんです」


ピースサインしてあたしはさらに意気込みを伝える。


< 52 / 101 >

この作品をシェア

pagetop