WiSΗ

あたし

これからの
鈴村のこと

考えて
なかったんだ。

あたしが
本当の
ばかだ。

誰よりも
バカだ。

本当に

本当に
想っているなら

やめればよかった

あたしは
好きな人が
幸せなら
あたしはどうでもいいって…

でも
実際
違うじゃん。

やっぱり
自分の幸せを
願ってたんだ。

あたしが
鈴村とメールしていて
そのとき鈴村は
あたしだけと
メールしてるんじゃ
なかったんだ。

山ちゃんとも
してたんだ。





「ばいばいしたよ。」

「山ちゃんそれでいいん?」

あたしは
机に伏せてた。

「自分からいったあ。」

「なんて言ってた?」

ばいばいって
鈴村?

あたしは
何となく
聞きたくなくて
廊下へでた。

あたしのせい?
< 171 / 222 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop