地底人、拾っちゃいました☆だから私は彼を地下に埋めてあげるんです☆
こうして私の日常的な昼食時間が過ぎて行く。



「そういやよ。佐々木のことなんだけどさ」



弁当を思いっきりほうばった宇崎が口を動かす。



佐々木とは宇崎の友達だ。



「佐々木がな、今日チャリを壊されてたらしいんだ。」



「うん。それで?」



「今日の放課後、犯人探すの手伝ってくれないか?」



「やだ。」



「なんで?」



「だって、今日は天気悪いもん。」
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