地底人、拾っちゃいました☆だから私は彼を地下に埋めてあげるんです☆
私達がそんなやり取りをしていると元気そうな小学生3人が入ってきた。



5年生くらいだろうか?



手にはいろいろと何かを握っている。


少年Aはゲーム機。


少年Bはカード。


少年Cはポテチ袋2つだった。



装備品の影響を受けているのかは知らないが
少年Aは考えなさそうな顔をしている少年で、
少年Bは眼鏡をかけているためか冷淡な面持ちだった。


他の少年たちと比べ少年Cは
ひと際体の大きな少年で
パッと見からして太り気味だと理解できた。


少年たちがおそらくゲームの話だろう楽しそうに会話している。



すると、少年Cが目を細めて嬉しそうに語る。



「なぁなぁ知ってるか。」



他の少年たちは首を傾げながら彼の話に耳を傾けた。



「カロリーメイトをクッキーがわりに食うと・・・」



どうやら、彼にとってはとっても不思議なことが起きたらしい。
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