地底人、拾っちゃいました☆だから私は彼を地下に埋めてあげるんです☆
「絵里。えらいな。つか、なんで河川清掃なんだ?」



まぁ、たまには地域の皆さんへの奉仕活動をしても罰は当たらないと思うってのが第二の理由。



「実は参加者全員にアイスが1本当たるのだ!!」



「あっ、そう。」



宇崎は呆れた顔で言った。



「で、一人で行くのが寂しいから付いてきてってわけね。」



「違うよ。」



私は、私の意図が伝わらないことコイツ本当に乙女心がわかっていないなと思った。



「鈍いね。キミィ。」



宇崎は首を傾げた。



「参加者は1人1本アイスがもらえるんだ。2人で行けば私は、2本ももらえるんだよ?」



「俺のアイス狙ってるのか!?」
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