愛され姫と孤独姫



sibe.蝶凛

お姉ちゃんはそう言い残し
暗闇の中に消えっていった。

お姉ちゃん。
私お姉ちゃんにそんな事言われて初めて。
私お姉ちゃんの事大嫌いなのに。
いっつも冷たくされて、無視されて
大嫌いなの。
なのに、すごく嬉しい...。

善「蝶凛。
お前蘭鬼と知り合いなのか...?」 

蘭鬼って...
お姉ちゃんの事だよね?

どうしよ....
言った方がいいのかな...

でも...。
お姉ちゃんの秘密?なのかな...?
それを守りたいっ。

蝶凛「知らないよ?
でも....お姉ちゃんと蘭鬼さんが
知り合いだったから私の名前知ってたんじゃないかな...?」

善「そうか....」

蝶凛「そんな事よりっ!
皆大丈夫?怪我してない?」

來「あぁ。
かすり傷とかだから大丈夫だ
姫は安心しててくれ。」

魁「かすり傷だから大丈夫やで!
心配しなくてもそのうち治るから!」

真翔「僕は大丈夫だよ」

湊斗「.......俺も...」

涼雅「僕も大丈夫です
たいした事ないので」

蝶凛「だめだよ。
かすり傷だとは言え怪我なんだから。」

と、言って
皆の怪我の手当てをした

蝶凛「皆」

全員「何だ?(何ですか?)(何?)」

蝶凛「私の事守ってくれて
ありがとうね♪」

全員『////////』

奏「お前ら...
蝶凛はあげねーからな!」

善「奏。うるさい」

奏「す、すまん」

蝶凛「下っ端の皆も
私を守ってくれてありがと♪」

下っ端「「「「はいっす!!!///」」」」

皆顔赤いなーw
タコみたいw


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