犬系男子を被った王子様



学校に着くと私達、二人は教室に向かう。



「おはよー淋!!、、あ、」


香はニコリとしながら私に歩み寄ると隣にいる犬川君を見て驚くがやがて、笑顔になり、



「犬川君、淋をよろしく。」


「うん、天川さん、任せてよ!」



何故か子をお嫁に出すような感じで話を進める。



「ちょっ!二人とも!」



私が声をあげると、


「おはよう猫宮さん」


「ぁ、、おはよう…紫音くん…」



紫音君が丁度教室に入ってきて挨拶をする。


「おはよう…犬川…」


そして、犬川君にも挨拶をする、紫音君。
でも、違和感を感じる…。



犬川君に対して、紫音君の視線が冷たい気がするのは何でだろう…。




< 159 / 256 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop