追憶のエデン
ビリビリと更に服は引き裂かれ、身体に巻き付けられた縄は、伸縮自在の素材なのか腕を固定する為に縛り直された。
殆ど身体を覆う布の面積がなくなり、それを楽しげに凝視するグレンの瞳に羞恥心と恐怖心が煽られる。
首筋をツーっとグレンの舌が鎖骨から舐め上げられ、身体がゾクリと反応すれば、思い切り噛み付かれた。
「――いッ!」
「ねぇ、未羽―。無理矢理快楽へと叩き落される恐怖って知ってるぅ?
ホラぁ、口開けろよぉ?
…開けろって、言ってんだろぉッ!?」
「――ぃゃ…ぅんぐッ!!」
ぬるりとグレンの舌が入り込み、激しく舌を絡め取られ、グレンの唾液が注ぎ込まれれば苦しさに負け、ソレをゴクリと飲み下してしまった。
するとドクンと身体が跳ね上がり、じわじわと熱を持ち身体が疼く。
それを見たグレンは瞳を細め、にやりと口角を上げると、思い切り片方の胸に噛み付き、もう片方は胸の飾りを握り潰す様に刺激をしてきた。
「――あぁッ…!!」
身体が大きく跳ね上がる。
すごく痛いのに、それすらも大きな快楽へと変わっていくこの身体に恐怖を感じる。
「痛い事してるのに、それすらもキモチイイんだ?
未羽って、
“い ん ら ん”
なんだねー。あはははッ!」
グレンの手が、口が、痛みを与える程、身体は敏感に反応し、ギリギリの理性が,
心が、言葉によって踏みにじられ壊れる寸前まで来ていた。
「心を壊されていく感覚ってどんな感覚?
苦しい?辛い?怖い?痛い?死んじゃいたい?
…でもさ、
――あんたのせいで、姉様はもっと苦しがってたんだ。」
グレンの低く凍る様な言葉が耳に入り、ゆっくり顔を上げグレンの方を見る。
「…姉様を苦しませないでよ……。
あんたがこの世界に現れてから、姉様は前よりもっと泣くんだ……。
泣いて、泣いて、あんなにルキフェル様が好きだって言ってる姉様が、縋って俺を求めるんだ…。いいや語弊があるな…。ルキフェル様の姿に変えた俺を、か……。」
グレンの頬を涙が一筋濡らす。
そしてその言葉にハッとすればグレンは更に涙を流しなら微笑み、
「あの日、未羽、覗いてたでしょ?
姉様と、ルキフェル様に姿を変えた俺達が、愛し合うところ…――ぅぐはッ!!」
「おしゃべりが過ぎますわよ?グレン。」
殆ど身体を覆う布の面積がなくなり、それを楽しげに凝視するグレンの瞳に羞恥心と恐怖心が煽られる。
首筋をツーっとグレンの舌が鎖骨から舐め上げられ、身体がゾクリと反応すれば、思い切り噛み付かれた。
「――いッ!」
「ねぇ、未羽―。無理矢理快楽へと叩き落される恐怖って知ってるぅ?
ホラぁ、口開けろよぉ?
…開けろって、言ってんだろぉッ!?」
「――ぃゃ…ぅんぐッ!!」
ぬるりとグレンの舌が入り込み、激しく舌を絡め取られ、グレンの唾液が注ぎ込まれれば苦しさに負け、ソレをゴクリと飲み下してしまった。
するとドクンと身体が跳ね上がり、じわじわと熱を持ち身体が疼く。
それを見たグレンは瞳を細め、にやりと口角を上げると、思い切り片方の胸に噛み付き、もう片方は胸の飾りを握り潰す様に刺激をしてきた。
「――あぁッ…!!」
身体が大きく跳ね上がる。
すごく痛いのに、それすらも大きな快楽へと変わっていくこの身体に恐怖を感じる。
「痛い事してるのに、それすらもキモチイイんだ?
未羽って、
“い ん ら ん”
なんだねー。あはははッ!」
グレンの手が、口が、痛みを与える程、身体は敏感に反応し、ギリギリの理性が,
心が、言葉によって踏みにじられ壊れる寸前まで来ていた。
「心を壊されていく感覚ってどんな感覚?
苦しい?辛い?怖い?痛い?死んじゃいたい?
…でもさ、
――あんたのせいで、姉様はもっと苦しがってたんだ。」
グレンの低く凍る様な言葉が耳に入り、ゆっくり顔を上げグレンの方を見る。
「…姉様を苦しませないでよ……。
あんたがこの世界に現れてから、姉様は前よりもっと泣くんだ……。
泣いて、泣いて、あんなにルキフェル様が好きだって言ってる姉様が、縋って俺を求めるんだ…。いいや語弊があるな…。ルキフェル様の姿に変えた俺を、か……。」
グレンの頬を涙が一筋濡らす。
そしてその言葉にハッとすればグレンは更に涙を流しなら微笑み、
「あの日、未羽、覗いてたでしょ?
姉様と、ルキフェル様に姿を変えた俺達が、愛し合うところ…――ぅぐはッ!!」
「おしゃべりが過ぎますわよ?グレン。」