きょりかん。

幼心

パパとママが離婚した噂はすぐに広まった

だって近所や学校では有名なおしどり夫婦?

ってやつだったから。

周りからは同情と哀れみで溢れてた

近所を歩けば同情の声

学校に行けば先生からの哀れみの目

幼かった私は気にしてなかった。

でも友達からの質問や幼いながらの

ストレートな言葉にはいつも隠れて泣いた。

でも私が笑顔でいればママは笑ってくれる。

私がいい子にしてればママは幸せ

『ママの側から離れちゃダメ』
『ママの前では笑ってなくちゃ』
『ママは弱いから私が強くなくちゃ』

そんな感情で押しつぶされる。
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