【短編】素敵なプレゼント!
「ってぇ…相変わらずの力強えのな」
「う、うるさい!というかどうしてあたしの部屋にいるの!?説明次第で殴る」
仁王立ちして亮に詰め寄ると顔を顰めていた。
「は?知らねぇよ。気づいたのがさっき。こっちが聞きたいわ」
……何それ。
どうせ、面白がってからかって……
……まさか
あたしはサンタさん宛に書いた紙を探すと出窓に置いてあった。
表には相変わらずあたしの字。
ふと、その紙を裏返しすると何か書かれていた。
《There is the person yearning for you
carefully within the striking distance.》
……ん?
何やら万年筆のようなペンで書かれた筆記体。
英語…あたしのテストの点数何点だと思ってるのよ…