Le Petit Princesse
「…どこにも行かない。だって目の前にいるからね。」


エリックそう言って微笑んだ。




「…それって…」

そしてまた、言いかけたフローラの言葉を塞いだ。






「…ずるい…。」

そう言ってフローラはエリックに抱きついた。





「でも何でそんな事が分かるの?」


「何となく、会った時からそんな気がしたんだ。」


「…会った時から?」


「初めて会ったはずなのに、そんな気がしなかった。」

「それ、私も思ってた!」


そう言って今度はフローラからキスをしたのだった。
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