星空の奇跡【短編】
私は、ここの音楽大学でハープを専攻している。

ハープは楽器の女王と呼ばれるくらいポロロン……と優雅な楽器だ。





とにかく今は 練習しなきゃ…!!!

エキストラは、ゲストとまでは行かないけれど、それなりに優遇してくれる。


だから、私が弾けなかったら、がっかりされちゃうし……うちの大学の名前に泥を塗ることになる。



見えないプレッシャーは、重くのしかかる。




何度、楽譜を読んでも、楽器に触っても、本番で弾けなければ意味がない。



私を選んでくれたこと、後悔をしてほしくない。



そして……



私自身のためにも―――。




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