私と、総長と、幹部候補の三角関係。
後半が始まった。
私達がいつも使っているボールでプレーができる。
こっちが有利なはず。
それでも少しずつ開いていく点差。
すでに相手にはやる気がない。
相手の監督は寝ている。
それだけでも腹立たしいのに、その私にもっと追い打ちをかける出来事が起きた。
ゴール前にフリーの梨華がいた。
私は梨華にパスを出す。
梨華がゴールに向かって打とうとした瞬間。
相手チームの6番が梨華の膝を思いっきり蹴った。