桃の姫〜最強姫の愛した族〜
「お待たせ〜」


「ユズ。…ん、やっぱりその姿の方がいい。男装よりキマってる」


「ふふっ。ユキと同じこと言ってる」


でも嬉しいというのが本音。


私の好きなものを、褒めてくれてるんだもん。


しかも大切な仲間が。


嬉しい以外何もないじゃない?


「まじか。それは嫌だね」


「あー!嫌とはなんですか?!そこは嬉しがって下さいよー!」


ふふっ、本当にここは暖かい。


やっぱりここが私の居場所だ。


…白龍も、いいところなんだけどね。


でもあそこは…。


「…ユズ?大丈夫?」


「心…ここにあらず」


「だ、大丈夫ですか?!っあ、もしかして風邪ですか?!」


おお、少しボーッとしただけなのに。


みんなは心配症すぎるよ〜。


「大丈夫。少し考え事してただけだから」


「そう?そろそろ本題に入りたいけど…」


「いいよ、本題に入って」


私はそれを聞くためにここにいるんだから。


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