無愛想なヒーロー
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「美雪(ミユキ)ー!頼みがあるー!」
ドダダダダダ…
嫌な予感
「美雪ってば!」
的中
私の親友である結子が後ろから抱きついてきた
「…なに?」
「んもう!冷たいんだから!」
「だって「まあそんなことよりも!今日武史(タケシ)とデートなのに仕事頼まれたから、代わりにやってくれない?」
遮られたし…
「なんで私が?」
「お願い!親友からの一生のお願い!」
「結子の一生のお願いこの前も「そこのケーキバイキングの券もってるんだ」
「やります」
また遮られたけど」
ケーキのためなら♪
「ありがとう!職員室に先生いるから!」
「わかったよ」
「本当にありがと!じゃあまた明日!」
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