恋の夢と現実
初めての恋
私は中学3年生の玲子。

今日は受験した高校の合格発表前日。

ドキドキしながら明日を待っている。

私はその夜早く風呂を済ませ、ベットで寝た。

そして寝ている間、こんな夢を見た。

私が入学した高校で私と同じクラスにイケメンの7人がいる。

その7人が私に…

まずA君が、

「玲子、俺は玲子が大好きだ」

次にB君、

「泣くなよ、かわい子ちゃんに涙は似あわないぜ」

C君が、

「心配すんな、玲子は俺だけのものだ」

D君が、

「幸せにするから俺に付いて来い」

E君が、

「フフっ、今日も可愛いな」

F君が、

「だーめー、ずっと一緒の約束だろ」

G君が、

「玲子、俺だけを見てろ」

と言ってきた。

すると私は急に起き上がって、

「はー、夢か」

と言いまた寝た。

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つぎの日、私は昨日の夢の事を思い出し終始笑顔だった。

朝ご飯を食べ終え制服に着替え出す私。

いつものだらけた私の今日に限っての機敏さを見てお母さんが、

「どうしたの玲子、今日はかなり手際がいいじゃない」

と言った。

すると私は、

「別に」

とあっさりと返事を返した。

それから私は合格発表の時間を待った。

そして合格発表まで後30分、私はお母さんと一緒に高校に行った。

私とお母さんが高校に着くと沢山の人が合格発表を今か今かと待っていた。

そして、合格発表の時。

掲示板の幕が開かれた。

一斉に群がる人々の中に私は埋もれてしまい、良く見えない。

すると遠くの方で何やら騒いでいる7人の男子達がいた。
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