これが恋だと気づくまで
「あ。」

〈理科室をでた龍斗があゆなに会う〉

「す、すいません!なんか電気がついてたから気になって…」

〈あゆなを抱きしめる〉


え!?なに!?これは夢??
現実!?


「え!?あ、あの先輩…?」



「少しだけこのままでいたい」


〈それを玲花は見ていた〉


「玲花先輩…」

「ご、ごめん…」

(あゆなをはなす)

「この子が龍斗の好きな人?」


(龍斗に言う)

「…」

「名前は?」

(あゆなに言う)

「あ、愛川あゆなです。」

「ふ〜ん」



「龍斗らわたさないから」
(あゆなの耳もとでささやく)


〈歩いて行く〉



「ごめん、こんな真似して」


「い、いや…」


「あいつは、気がつぇーから何するかわからない…だから、気をつけてな。何かあったらいつでもいってこいよ。」


「え…」


「さっきのはわすれて…じゃあね」


「あ、あの…」



「ん?」


「な、なんでもないです!さようなら!」





「はぁ…。俺は何やってんだ…」




い、いまのなんだったんだろ…



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