ロールキャベツ男子はいかがですか?



後ろからゆっくり、でも
確実に誰かがついてきている。



ため息をつきながら
さりげなく人物を確認。




………って、あいつじゃねえか。




何を考えてるかは知らねえが
ひとまず、どっかに入って巻くか…




そして、ボロアパートに入る。



さすがにもう帰るだろう。



そう思っていたのもつかの間…




ーーポツ……ポツポツ………ザァ−−−−




うわ、雨かよ。神山に電話だな。



そう思いながら
携帯を取り出そうとした時だった。




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