*アイドル様とモデルちゃん*
瑠樹君はそう言うと

あたしの前に回り込んで、ひょい、とあたしの身体を抱えた。


「きゃっ…、あ、歩けるって…///」

「お前はもう十分頑張ったからいーの。」

「で、でも…。」

「おとなしく俺に抱かれてろ。」


瑠樹君にそう言われてしまうと

もう何も言い返すことができなくて

あたしは瑠樹君の肩に、そっと頭を預けた。
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