*アイドル様とモデルちゃん*
「…紫音。」

「…はい。」

「…そんなに悩ませてたと思ってなかったの。あなたは年の割に大人っぽいし、しっかりしてるから。…ごめんなさい。」


抱きしめられた背後から

マネージャーさんの声がした。


「…すみません、情けなくて。」

「そんなことない。…それでも、行くんでしょう?」

「はいっ…。」


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