*アイドル様とモデルちゃん*
「わがまま、言ってごめんなさいっ…。離れたくないなら、断ればいい話なのにっ…。それでも、挑戦したいなんて、あたしの欲張りだよねっ…。」

「そこが、いいところだろーが。」

「っ…?」

「なんでもやってみる、って気持ちもってんのがいいところだろ?つーか、彼女が遠く行くことになったら、連絡すんのなんか当たり前だろーが。…俺は、お前の彼氏なんだから。」


瑠樹君は、もっと頼れよ、と言いながら

あたしの身体を抱きしめた。
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