Change!俺とアイツの怒涛の9ヶ月日記
嫉妬?


私が……?


「俺は嫉妬したよ。お前が恵介にキスされると思うと耐えられない。

お前だって、俺が佐久間と付き合ったりしたら、同じように感じるんじゃないのか?」


「何言ってるの?

やめてよ。

そんなわけないじゃない」


私が嫉妬なんかするわけない。


ちゃんと祝福できるもん。


「とにかく、無理だから。

私は恵介君の彼女だから」


勝負するとか、絶対にやめて欲しい。


「やだね」


「なっ」


「どんな手段を使っても、絶対手に入れる。

俺が本気を出したら、どんなことになるか。

俺と入れ替わっていたお前なら、想像がつくだろう?」


海司の言葉に、ゾクッと全身が粟立った。


海司が本気を出したら…。


そんなの…。


どうしよう。


どうしたらいいんだろう。


ひどく不安になっていたその時。


「花音ちゃん…?」


後ろから、恵介君の声が聞こえた。
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