【完】矢野くん、ラブレターを受け取ってくれますか?







なんで私ってば無意識にそんなこと……。
もう、私のバカバカー!!!



「ほんとに、ご、ごめんなさい……」



「そんなに俺と手繋ぎたいんだったら、繋いでもいいよ?」



拓磨くんはイジワルな表情で言う。



「だっ、大丈夫です!」



「はは、真っ赤だよ?」



「そんなことない、です……」



「はぁ……ったく、そういう表情すんのやめてくんないかな?」



拓磨くんは余裕がなさそうにそう言って自分の胸に私の顔を押し付けた。



「!?」



ど、どういう状況……?
拓磨くんの匂いがして、さらにドキドキし始める私の胸。



「あ、あのっ」



「そういう可愛い表情されると困んの。わかる?」



「へ……!?」



い、今、か、かかかか、可愛いって言った……?
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