恋に落ちた悪魔

壊したくなる純情






ガラッ

「せーんせー。

おべんと、たべよ。」


「ああ、ルイちゃん、ちょうどいまさっきね、古川君とお友達が来てくれたんだー。」


「どもっす。」

「えっと、冬風 桃真です。ももって読んでください。」


もも…?
なんで?


「あ、えっと、桃に真ってかいて、とうまっていうんです。だから、桃で!」


なるほど、私も自己紹介しないとかな?んー、しかたない、やるか。


「あー、私は、宮野 ルイだよ、敬語なしでいい。」

「じゃあ、よろしく…」


…うん、二人とも美形。
もてるんだろうなぁー。

私みたいに見た目だけでなくて…






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