復讐、してやったりしちゃいましょう?
「ん……」

深い眠りから目覚めたのは夕日の出始めだったのか、窓の外に、ちょうど半分の陽を見つけた

ゆっくりと体を起こしてみた

でも痛みがない、

あの、内側からズキズキっていうのが……ない、

気になって布をみてみると新しくなっていた、傷口は治っていないが痛くなかった

それに、ほんの少し匂う薬品の臭い

薬を塗ってくれたようだ、多分、時間はそこまで経っていないはず…

「ふぁー…あ!」



小さい声だったが確かに聞こえた

幼い声だったような気がするけど、何処から?、

と、考えながら周りを見渡すが誰もいない

「……」

聞き間違いかな、

モゾモゾ、、

「っ!?」

いきなり足元で感じた柔らかい物によって、体がピクっ、と動いた

「ビックリした、、なんなの、?」
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