森田当麻の奇妙事件簿

「きゃっ」

地面に座り込んでしまう。

「大丈夫か?」

威厳のある声がした。

差しのべられた手。

顔をあげると、そこには四十代くらいのスーツの男がいた。

特徴的な無精髭にタバコを口に加えたへビースモーカーぶり。

優衣は手を借りずに立ち上がった。
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