森田当麻の奇妙事件簿

振り返ろうにもなぜか、首が動かない。
押さえつけられているような。

じわじわと首が締め付けられていく。

遠のく意識の中。声が聞こえた。

俺を……呼ぶ声。

手を伸ばしたが、無力にも意識が先に飛んでいった。
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