Le Petit PrincesseII
「何か上手くいきそうだね!」


「よかった!」


二人の様子を見ていたエリックは、嬉しそうに小さな声でステファニーに言った。



「そうだ!ねぇ、ヴァレンティーヌとブライアン王子。しばらく僕の部屋貸してあげるよ!」


「え、いいのか?」



嬉しそうなブライアンの顔と、すごく驚いているヴァレンティーヌの顔。



「そうした方がいいわよ!エリックは私の部屋に泊めるしかないけど。」


エリックの方を見ると、ステファニーは肩をすくめながら言った。



「ヴァレンティーヌ、それでいいか?」



ヴァレンティーヌはブライアンの問いかけに、真っ赤な顔で小さく答えた。
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