Le Petit PrincesseII

「…あの二人遅いなぁ。」


ブライアンがため息をつくと、、執事は慌てて言った。


「すみません、11時には戻って来るようにお願いしたのですが…」


「どこにもいなかったのか…?」


「…えぇ。」


「ブライアン、そろそろ出発したほうがいいんじゃないか?二人を待っていると式全体が遅れてしまう…。」


「…分かりました。」


そう言ってブライアンは船の運転手に指示を出しに向かった。
< 71 / 115 >

この作品をシェア

pagetop