助けてくれたひとは………
「実李…愛してる
俺から絶対に離れていくなよ」
「うん私も愛してる
京也こそ私のことを離さないでね?」
「あぁ当たり前だ
実李が嫌だって言ってもずっと離さない」
そう言って私たちはキスをした
キス一つでこんなにも幸せな気持ちになるなんて初めて知った
私は、京也にあることを伝えた
「ねぇ京也
学校ではねキスはされなかったの
だから…私のファーストキスは京也だったんだよ」
「そうなのか」
と逆に質問をされた
でも京也の顔が少し笑っていて
私も嬉しくて弾んだ声で
「うんっ」
と答えると京也は
私をギュッっと抱きしめて小さく
‘ありがとう’と言ってくれた
ただ、それだれけ(キス)のことでも
喜んでくれる京也がもっと好きになってしまった