龍×蝶
*蓮斗と黒龍*
『蓮斗、入るよ。』
黒龍「しつれいs…」
蓮斗は、天河たちが言い終わらないうちに威厳なんかない情けない声で、抱き着いてきた。
私はいつもの調子で蓮斗を殴った。
天河「翡翠…あれはほんとに理事長の蓮斗さんか?」
『うん。認めたくないけどね…』
天河「ありえねえ…」
『蓮斗、いい加減起きてくれない?どうせ大したことないでしょ。」
蓮斗「いってて…」
『早く起きて。私たちはこんなバカなことする為に来たんじゃないんだから。』
蒼玉「理事長、大丈夫ですか?お話しがあると聞いて、翡翠さんと一緒にお伺いしたのですが…」
蓮斗「ああ、大丈夫だ。とりあえず、ソファーに座れ。」
私は嫌々ながらも蓮斗の隣に座った。