初恋 二度目の恋…最後の恋
「ああ、珍しく課長に呼ばれている。今から課長に会いに行かないといけない。一課の成績は申し分ないはずなのに、この時期に呼び出しとなると何だろう」
課長はほとんど営業一課の方には顔を出さない。営業一課は課長が手を掛けなくても、かなりの実績を上げるが、他の課はそういうわけにはいかない。営業課を束ねる課長としては弱いところに重点を置くのは当たり前のことだった。だから課長が営業一課に顔を出すことは殆どない。
営業一課はほとんど高見主任に丸投げ状態だけどそれを苦にすることもなく高見主任はこなしている。だから、締日が近いわけでもない時期に高見主任が呼ばれることは珍しい。
「折戸さんの転勤の件でしょうか?」
「いや、もうそれは片がついているから違うだろう。仕事の面で他の課では難しい案件でもあるんだろう。坂上さん。他の社員が帰ってきたら私は課長を話しているのでそう伝えて。もしかしたら私の戻りが遅かったら定時になったら帰っていいから」
「はい」
高見主任はそういうと営業室を出て行った。私はまた自分の仕事に戻った。今日は何も考えないように仕事に没頭していた分、能率が上がってしまうという副産物を得ていた。今日の仕事は終わりつつある。折戸さんと食事に行く約束をしているけど、折戸さんはまだ戻ってないので、どこかで時間を潰しながら折戸さんを待つことにしよう。
少し早いけど、帰ろうかと思って準備をし始めると高見主任が営業室に戻ってきた。課長は居なかったのだろうか?
課長はほとんど営業一課の方には顔を出さない。営業一課は課長が手を掛けなくても、かなりの実績を上げるが、他の課はそういうわけにはいかない。営業課を束ねる課長としては弱いところに重点を置くのは当たり前のことだった。だから課長が営業一課に顔を出すことは殆どない。
営業一課はほとんど高見主任に丸投げ状態だけどそれを苦にすることもなく高見主任はこなしている。だから、締日が近いわけでもない時期に高見主任が呼ばれることは珍しい。
「折戸さんの転勤の件でしょうか?」
「いや、もうそれは片がついているから違うだろう。仕事の面で他の課では難しい案件でもあるんだろう。坂上さん。他の社員が帰ってきたら私は課長を話しているのでそう伝えて。もしかしたら私の戻りが遅かったら定時になったら帰っていいから」
「はい」
高見主任はそういうと営業室を出て行った。私はまた自分の仕事に戻った。今日は何も考えないように仕事に没頭していた分、能率が上がってしまうという副産物を得ていた。今日の仕事は終わりつつある。折戸さんと食事に行く約束をしているけど、折戸さんはまだ戻ってないので、どこかで時間を潰しながら折戸さんを待つことにしよう。
少し早いけど、帰ろうかと思って準備をし始めると高見主任が営業室に戻ってきた。課長は居なかったのだろうか?