クレームの女王
麗華は1ページ読んでため息をついた。


主人公の彼氏を昨日会ったホストのボスに
重ね合わせる麗華。


そのホストは間違いなく背が高くイケメンで
そしてどこまでも麗華に優しかった。



小説の主人公に現実に麗華は会ってしまったのだ。
もう夢中にならないわけがない。


昨日会ったホストのことを思うと
今も体が熱くなっていく。


麗華はさらに小説を読み進めていく。



祐樹side


麗華に告白したけど
返事はしてくれなかった。


どうしてだ?


この俺様のことを
嫌いなわけないのにどうなってんだ?



俺はホストだから
店で女を相手してるけど


心の中ではお前ひとり。



もう麗華以外誰も愛せなくなってるのに
あいつは振り向いてくれない。


もう自分がバラバラになってしまいそうだ。
神様助けてくれ!

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