クレームの女王
警察がいったい何の用だろうか?


少し緊張する。
心拍数が上がっていく。


汗。


額ににじむ汗がジワリ。


「はい、そうですなんでしょうか?」



落ち着いた声で返す麗華。
しかしその後の警察の言葉は


麗華の冷静さを失わすには
充分のインパクトがあった。


警察の人は一呼吸置いた後
麗華に柔らかい口調で伝えていく。


「冷静になって聞いてください。
奥さん。つい先ほど旦那さんが


交差点で事故に遭われ病院にむかわれました。


旦那さんはトラックと正面衝突して
意識不明の重体です」
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