音恋っ!~七夕の夜に~
彼との時間
彼とのお出かけはとても楽しく

私を笑顔にしてくれた。

待ち合わせの時間の10分前、

いい時間だ。と思ってたら

『遅いじゃんっ!!待ってたよー!』

といきなり手を繋がれた。

えっ!?えーっ!?

近っ///近いよー!

焦った私は『ト、トイレに行ってキマス!!』

と片言の言葉でさっさっと逃げてしまった。

手、手だよ!?

初めて男な人の手に触れたなぁ。

って、何を考えてる私は!

落ち着け。

落ち着くんだ!!!

よし!帰ろうっ!もう何が来ても驚かないっ!!

…と、彼のもとに戻ると…

私の手をとって

『さぁ、捕まえた!もう俺から逃げらんないからね?』

と意地悪く笑っていた。

『に、逃げてなんかないよー!!』

『…なら、俺のために化粧直し?可愛いね♡』

『そんなのじゃないよー!!!!!!
早く行こ?ね?!』

顔を赤くして焦っているのが自分でもよくわかった。

彼との時間はとても楽しく沢山笑顔があった。

あぁ、こんな笑ったのいつぶりだろう

この人になら、素直になれるのかな。

帰宅したあと彼にメールを送った。

《今日はありがとう》

今日はありがとう!!

すっごく楽しかった!

また行きたいな。

ただ、今度は…デートしたいな。

急がなくていいからね。返事待ってます。








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