優*雪

セツの精神

翌日




「う~ん   んんっ!?」

熱が下がったセツが目覚めた



辺りを見渡した



「どこやねん」


「ふぁ~ 目が覚めた?」

「そそそっ!総司さん?」

「ふふ。驚きすぎ!」


「ここどこ?」

「私の部屋ですけど?」


「えーと…」

「河原で倒れていたので」


「くしゅんっ」

「風邪だって」


「くしゅんっ」

「皆に話したよ」


「??? うちのこと?」

「うん。ごめんなさい」

「ええんよ …くしゅん」

「まだ、寝てて!お粥作るから!」


「総司さん…」

「何?」

「お腹空いてないから… くしゅんっ」

「ダメ!食べなきゃ!」

「いや…その…もう少しそばにおって?」



沖田の顔が真っ赤になる




「総司さん!!熱?うつしてしもた?」

「いいえ!だっっ大丈夫!うん。平気!」





「ほな、おってな?」

セツが右手を出す、沖田がその手を握る



「ずっと、いるから、寝てください」

「おおきに」








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