優*雪

優太が試合!

平隊士たちの稽古が休憩になった頃




道場で、斉藤と優太が試合をする

「やっぱり審判は、俺だな!」

また、勝手に原田が審判になる



土「優太は、永倉に勝ったんだよな?」

沖「え?そうなんですか?」


「両者構え!」

「はじめ!!」



両者動かない

優 ~ こりゃ居合だな


斉 ~ 予測ができんな



はじめに動いたのは、優太

斉藤が動く前に、木刀の動きを止めた

斉藤が木刀に力を入れたのを利用して

ぐるりと木刀の向きを変え、斉藤の木刀を落とした

首元に素早く木刀を突きつける

まったく無駄のない、綺麗な動きだった


「勝負あり!!優太!!」


斉藤があっさり負けた

平隊士だけでなく、幹部たちも驚く



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