優*雪

沖田目線


「総司さん!どうですか?」

「はい!熱も下がって楽ですよ!」


目がさめた私は自室に戻り、休んでいます

セツさんが様子見に来てくれてご機嫌です


「セツさん?」

「なに?」



セツさん…ずっと寝てない?

疲れた顔して……

私が右手でセツさんの頬を触ったとき


「おめぇらここは屯所だぞ!!」


土方さんが部屋に入る


「声くらい掛けてくださいよ!」


私達が睨み合っていると


「あの……?」

ごめんなさい。セツさんを忘れかけました


「あぁ。セツ、山崎が探してたぞ!」

「ありがとうございます
総司さんまた後で!」

セツさんが部屋を出た後


「どうだ?」

「お蔭様でいいですよ!」

「そうか。寝てろ!」

「はーい」

ゴロンと横になる

ずっと寝てるのに、不思議です




また眠くなる













どれほど眠っていたのか…

「総司さん?」 その声はセツさん!!

「 はい!どうぞ!! 」




部屋に入って私の枕元を見るセツさん

見ると…赤いにおい袋?





「あれ?なんでしょう?」






< 195 / 255 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop