優*雪

土方目線


雪之介が倒れた

とりあえず俺の布団に寝かせる

医者は呼ばなくていいと言われたが……

時々苦しそうな声をだす……


慶喜様は、総司が送り


他の奴らは、仕事へ


今、俺の部屋にいるのは、近藤さんと俺

雪の三人


「歳
雪之介が入ってくれず、残念だったな?」

「なぁっ!! うっん。まぁな!」

焦りすぎだ。俺……

「はははっ  わかりやすいな!」

「かっちゃんは、凄ぇな
ちゃんと気持ちを考えてやれて」

「歳が言うかと思ったがな?」

全然

「歳!雪之介が遠くにいかないように
お前がそばにいろ!
総司や慶喜様では、留め置きできない
二人が歳の気持ちを後押ししてくれているのは、気づいているだろ?」

「ああ。今度のが落ち着いたら
俺の気持ちぶつけてみる 慰めてくれよ?」


「振られると思っているのか?馬鹿だな」

雪の気持ちがわからないんだ
結果だってわかんねぇよ



かっちゃんが出てったあと
雪の頭を撫でる


雪がちゃんと女なら、迷わずいけたかもしれねぇ

優香と同じように

だが、雪之介は男で…

えーと…


「ふふっ」
「うわ!!」

恥ずかしい…!!

「難しい顔やな」
「いつもこれだよ!!」

「あーあ。よく寝た!」

「たいして寝てねぇーぞ?」

「すっきり!!」

「寝てなかったのか?」

「うん。ちょっとね」








沈黙……







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