【完結】四ツ葉のクローバー。
1日前。

優しい彼。



小野田志穂。side



「しょーたーぁっ!」

お隣さんの家、『伊藤翔太くん家』の

階段を勝手にダダダダダーっとあがり
   (親への挨拶は忘れない☆)

右の1番端のドアを勢い良く開ける。


「おはよっ!」


朝から元気いっぱいの私、小野田志穂

に対しての、伊藤翔太くんは……


「…朝っぱらからうっせ。何時だと思ってんだよ。」

冷たい…。でも気にしない!

だって、普段からは想像もつかないくらいの寝癖が…!笑

「午前9時ですねっ!」

どやぁ✧と言ってみても彼は素っ気ない。

「まだ寝てんだから来るなよなー」


口ではそんな事言ってるけど怒ってない事は分かってるんだよ?


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