【完結】四ツ葉のクローバー。


プレゼントを取りに一旦家に戻って


部屋の窓から外を見ると翔太が待ってくれてる…?

やばいじゃん、急がなきゃ!

最近寒くなってきたし…

とりあえず、髪を鏡の前で少し整え
プレゼントを持った事を確認して
家を出てきた。


「おー、行くぞ」 

「お邪魔します…」

翔太の親はパートで居ないみたい。

いつも普通に来てるのに、入ってるのに

何だか今日は緊張して声が上ずってしまう。


「先、部屋行ってて。」

あ、待って。ケーキ一緒に食べたい。


「待って。ケーキ作ったから…これ食べよ?」


おずおずと箱を差し出したけど
ケーキと聞いて反応が速くなった翔太にすぐとられた。


「うわっ!すげー!美味しそーだな。
ありがと。」

頭ぽんぽんは反則…っ!!


もう、今日はドキドキしっぱなしで心臓がもたないよ〜>_<


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