私を惚れさせて。私の虜になって。
「…はぁ…こんにちわ…」

運動不足なもんで息がキレキレ。

「どうしたの菅原さん」

塾長に笑われた。

「いや…」

なんとかはぐらかした。

自習室にいく。

「あ、菅原!」

まーくんが奥の方から手を振る。

「おー」

私も手を振った。

松木はすぐそこで突っ伏している。

寝てるのかな?

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