手記

生苦


尽き果てる


ガラスの壁
遠い砂浜
その場所で



尽き果てた


封じられた体
生半可なわだかまり
この自身


すでに心は
自身の野獣に
食いつぶされ

すでに身は
自身の野獣に
踏み潰され


すでに私は
私を辞めたがっている
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