さようなら。
寂しいんだよ。

真っ白の世界

何もない自由な世界

僕はそんな世界に憧れて

自殺した

そして真っ白な世界についた

嬉しかったもう縛られないんだね

そんな時、ボクが出てきた

何もない白い世界

僕だけの世界

のはずなのに

ドアも窓もない世界にいきなり現れた



ボク

――なんだよ僕だけの世界だ――
こっち来んなよ

――ホントニソウオモッテルノ?――

――何だよ。ほっといてよどうせ…――

――…ドウセワカッテクレナイ――

――………え…?――

――ドウセダレニモリカイナンテデキナイ――

――黙れよ…――

――ソウダヨキミノコトナンテ――
ワカラナイ

――わか…ら…ない…?――

――ソウワカラナイキミノコトナンテ――
ワカロウトモオモワナイ

――じゃあどっか行ってよ――

――キミノコトナンテ――
ワカロウトモオモワナイ

――黙れよ――

――キミノコトナンテ――
ワカロウトモオモワナイ

――黙れって――

僕はかけだした。怖くて。逃げたのに
この世界にきたのに…

――ソウヤッテマタニゲルノ?――

――ほっといてよ!――

――ワカッテクレナイカラ――
ニゲルノ?ワカッテホシクナイノ?
ワカッテモライタクナイノ?

僕は何も言えなかった。
僕はボクに反論できなかった。
僕は認めて欲しかった。
僕は友達が欲しかった。
僕は分かって欲しかった。
みんなと考え方が違うだけなのに
みんな僕を変人扱いするんだ。
僕は信じることから信じられることから
…逃げてきたんだ…

――わかって欲しいよ――
認めて欲しいよ
友達が…欲しいんだ
もう独りは嫌なんだ

――モウイチドヤリナオシテゴラン――
ソノキモチガアレバダイジョ…ウ…ブ…

――どうしたの??
何で透明になってるの?――

――キミガホントノキモチカラ――
ニゲナクナッタカラダヨ


――モウサヨウナラノジカンダ――

――嫌だ。いかないで。――

――ダイジョウブキミノココニイルカラ――

そう言ってボクは僕の胸を指さした。
人前で初めて泣いた僕

目が覚めると僕病院のベットにいた。
周りには人がいた。
その時、僕が独りじゃない事に気が付いた。
ありがとうボク。
やっと意味がわかったよ。
もう会うことは無いけれど
元気でね。

―― さようなら――

僕は、笑顔でそういった。
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

僕と君~私と貴方~

総文字数/994

詩・短歌・俳句・川柳7ページ

表紙を見る
僕の恋僕の闇

総文字数/1,424

恋愛(その他)4ページ

表紙を見る
ぽっかぽか

総文字数/969

詩・短歌・俳句・川柳7ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop