キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜




「ま、おまえ本好きだしな。」



「うんっ、本、好き。」



本の栞が押し花。


本も花も好きな私にとってはすごくいいアイディアかもしれない。



「今度作ってみようかな……」



でも、超がつくほど苦手な私には難しいかな。



「あぁ、簡単だし、いいんじゃないか?

でもまぁ、押し花で栞くらいなら作ってやるよ。」



目を細めて笑う蓮斗。



「ありがとっ!」



つられて私も笑った。



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