キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜
二度目の入院




次の日、日曜日。



ボーッと窓の外を見てたら、蓮斗と蓮斗のお母さんを見つけた。



今からどこかへ行くらしく、車に乗っていた。



私は暇だなぁ……

まぁ、最近蓮斗と遊びまくりだったからたまにはゆっくりするのもいいよね。



ベッドでゴロゴロしながらそう思う。



てか、遊びまくりって言ってもうち3日間は勉強会だったけどね。



スパルタだったな、蓮斗。


『だから、そこは代入っつってんだろ。はい、間違えたからここからここまでやって。』



蓮斗特製のテストで1問、間違えるたびに、教科書の問題1ページやらされる。




あの3日間は、本当、大変だったな。



気楽にそう思う。



すると、ブーッと携帯が鳴った。



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