【実話】終わらないトンネル
中学校
そんな不安しかない
ただただ長い日々が終わり
中学生になれば何かが変わるかも。
またそんな事を考えていた学習能力のない私
今の私が当時の私に答えるとするなら
「貴方には変えられない“運命”だから
あともう少し悩んでもらいます。」
と、言いたい。
解決出来る悩みではなかった
ただ、必要だから私の前に降り掛かった“運命”
私には中学校時代(ここから)の記憶がスッポリと無い
そして、過去の自分を自分だと認識が出来ない
私にとって“過去の私”は別人なのだ。
何故そうなってしまったのか
どうしてでしょうか
誰も助けてはくれなかったのでしょうか
私はもっともっと笑いたかった
普通にただ普通の人で居たかった
そう中学校時代の私は
こちらに向かって血の気のない面持ちで
無言の訴えをしている
今も、ずっとずっと。
これはあの日からずっと変わらない