【実話】終わらないトンネル



ある日、いつも通り遅刻ギリギリで登校し
休み時間になって皆の元に行こうとー。


「今日は私か..あぁ何した」


そうなると、
知らないところで流れる「噂」から
皆が私を笑っている気が─。
クラスの笑い声は
全部、私へ向けた笑いなのでは

そんなことが頭を駆け巡る


普通の人ならいじめられたり
嫌われたとしても時間とともに
傷は若干だが癒えていくものだが
私は過度に受け止め深く深くなっていった


アカネがケロっと冷めて

「梓ー!」

満面の笑みで飛びついてくる。


はい、これでのけ者ごっこは終了
暗黙の了解でまた6人元に戻る。


これが「恐怖」になった



一緒に居て楽しいけれど
仲良くしていないと
のけ者にされてしまい
学校に来づらくなってしまう

何なんだろう
こんな学校生活って。
こんなに楽しくないものかな

でも、皆同じようなことで
悩んだりしてるもんな

当たり前なんだろうな…


結局、こうだ。

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