【続】裏アリ男子にご注意ください!
「ごめんね、みんながくるまでその辺を歩いてたんだ」
爽太くんが言う。
「そうだったんだ!」
なにかあったわけじゃなくてよかった、とホッと一息ついたところで。
「じゃあもっといっぱい遊ぼー!」
梨花ちゃんがこんどはコーヒーカップを指さしてニッコリ笑った。
「いいね! そうしよう!」
美奈ちゃんが答える。
……そう明るく答えた美奈ちゃんだけど、あたしは気づいてしまった。
美奈ちゃんの目、泣いたあとみたいに赤い……。
いったい、なにがあったの?
考えたけど、そんなことをきけるような雰囲気じゃなかった。
そうして。
あたしたちは長い時間、遊園地で遊ぶのを楽しみました。