【続】裏アリ男子にご注意ください!



じゃあ、どうしたんだろう?



「こんど学校できけるようならきいてみようか」



「そうだね」



爽太くんの言葉に美奈ちゃんが答える。



あたしたちは歩きだした。



そして、ある分岐点にまでやってきたとき。



「じゃあねー! 今日はありがとう!」



「また学校でね!」



あたしと誠、美奈ちゃんと爽太くんという感じにわかれて帰ることになった。



美奈ちゃんと爽太くんの姿がみえなくなったとき、誠が話しはじめた。



「今日、なんだかんだで楽しかったな」



「あ……うん!」



誠、怒ってたみたいだけど……楽しかったんだ。ならよかった。



そのとき。



「……きゃっ!」



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